プロジェクトマネージャー試験対策本使用法
プロジェクトマネージャー試験対策の良書、「うかる 情報処理技術者 プロジェクトマネージャ」の作者さんによる解説動画が公開されていますので紹介します。
全ての章について解説されているので、勉強する際に一度視聴してみると参考になります。

- 作者: 三好康之,ITのプロ46
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プロジェクトマネージャー試験対策 2019年版を使っていただいている方向けに、これをどう使えば合格に近くなるかというところを簡単に説明したいと思います。
使い方としては、午後1の練習の仕方や、午後2の練習の仕方が序章に書いてあり、そういうようなところを当然まずは押さえていかないといけないが、そことは切り離します。
知識としてどういうステップで進めていけばいいかということをまず最初に押さえていきたい。
第8章のところに知識の方をまとめて記載しています。
ページで言うと537ページなんですけれども、4番以降はそれぞれ第1章、第2章、第3章というところに合わせて必要に応じて参照していってほしい。
重要なのは3つ
- スコープマネジメント
- タイムマネジメント
- コストマネジメント
追加でステークホルダーっていうのが何なのかをまず抑えてほしい。
試験対策には、PMBOK準拠になったので、午前問題なんかでもPMBOKが出てきたりもする。
だからそのPMBOKを概要でもいいいので理解してもらいたい。
次にここからがすごく重要になってくるんだけれども、628ページにPMBOK第5版の全体像があり、縦軸に知識エリア、横軸ににプロセス郡、これらを1ページにまとめた一覧表があるので、これを頭の中に叩き込んでおいてもらいたい。
さらに、頭の中にこのPMBOKの全体像、プロジェクトマネジメントの全体像っていうのをイメージできればあとはこのそれぞれのプロセスの上に知識が乗っかってくるので、すごく全体像をつかみやすくなる。
実際にプロジェクトマネージャーをやっている時にも、マネジメントっていうのはバランス感覚がすごく重要となり、全体の中の位置づけと、どこに今問題があるのかその辺をしっかり通されていかないといけないと考えている。
タイムマネジメント進捗管理だけはむちゃくちゃうまいが、調達マネジメントは一切しないとか、そういうような話になってくるとおかしいことになる。
例えば要員マネジメントに関しても、あの人のマネジメントだけやって行くんだってなってしまった場合には、納期はガタガタになるし、予算もボロボロになってしまう。
なので、結局全体像のイメージは実務に入ったときにも必要になってくる。
だからまず、ある程度アウトプットできるようにそれぞれのアクティビティには横にはこれがあるということを頭の中に叩き込んでいきましょう。
目につくところに貼っておいて暗記するなど。
もう一つ暗記してほしいことが、実際621ページから書いてあるように、チェックリストということで試験直前チェックリストっていうタイトルがついているんですけれども、暗記しやすいようにちゃんと書いあるので覚えてほしい。
プロジェクトマネージャーの試験なんかは本当に暗記することが実はすごい少なく、だから逆に暗記項目じゃないのかもしれないけれども暗記しておけば試験のときにすごく役立つ。
実際のプロジェクトでは、情報処理試験の午後1とか午後2にで問われるようなレベルよりももっと複雑な状況が絡み合い、それら複雑な状況になっているところを紐解かなかればならない。だからこそ基礎の基礎として、ベテランのプロジェクトマネージャーのように頭の中に定着させるようにこれらを覚えて行ったほうがいい。若手は知識・経験がまだ少なく、これからプロジェクトマネジメントをやっていくうえでも本当に基礎となる部分ですごく役立つため、覚えてもらいたい。さらに、ベテランの方でも、例えば進捗遅れが発生した時に、あなた何をしましたか?というような時に、実際の実務ではすごく有効かもしれないんだけれども、試験対策としては時間のロスにつながってくるじゃあんまりいいことないんですよね。
試験対策としては、3つぐらいの対応策がポンポンポンと瞬間的に出てきた方がいい。
だから要因の追加投入をするという場合でも、スキルの高い要因でいいのか、単純な普通の兵隊さんでいいのか、試験対策で兵隊さんと書いたらダメですけれども、高スキルでなくてもいいから、追加投入し、それから部分稼働する。その前に、経営者にいったん納期が遅延についての進言し、それでいけないかどうかを確認する。というような3つぐらいの対応策の所で優先順位をつけて考えるというようなことになります。
進捗遅延に対してある程度リスクヘッジを十分やっていきながら、それを挽回するためにファーストトラッキングとブラッシングをする必要がある。というようなことが瞬間的に出てきた方がいい。
複雑な状況で考え込んでしまい、どうしたもんか・・・というように答えを出すようなものではないんですよ試験は。
基礎である本当に単純でシンプルな対応策がただ瞬間的に出てきてほしい。
しかも本当に基礎の基礎の2つ3つのことがポンポンと出てきてほしいということを考えていくと、それは単語カードを使って暗記するというのが一番の戦略になります。効果が見込める対策ということで、問題解決ということを考えていけば単語カードを使って暗記するという選択になると思います。
だからまずこの辺りから整理していたいっていただいて、これを試験本番まで継続してやっていくとすると段々自分の頭の中で、こうした知識がコンクリートのように土台・基礎を固めることになり、過去問題もより詳しくなってきます。
騙されたと思って一回やってみてください。特に何回か試験を受けて、惜しいところで落ちている人は、そういう方は何かを変えていかないといけない。その落ちた時にこういうようなことを暗記しました。ここも頭の中にある。これをやっていなくて不合格になっているのであれば、何か変えていかないといけない。という場合には、ここを変えていったらどうでしょう。
そして、初めてのチャレンジの方も、1回目落ちてもいいかなっていうような感じで見ていただくのであれば全然 ok だけれども、時間との相談になりますが、定期的に見て暗記していってもいいんじゃないかな思います。単語カードを作る時間がもったいなければ、これをそのまま持ち歩き、半分を隠しながら、プロジェクト管理の一連の流れを思い出すということで全然 ok だと思っています。
以上です

- 作者: 三好康之,ITのプロ46
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