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専用ソフト不要 ― Excelだけで「済」「確認」の朱色スタンプを作ってワンクリックで押す方法

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「この書類、確認した?」「もう処理済み?」——チェック作業の多い職場では、Excelの一覧表に「済」「確認」の印を付ける場面がよくあります。文字を打つだけでもいいのですが、毎回手打ちで「済」と入れるのは地味に面倒。朱色の判子風スタンプにすれば、資料が一気にプロっぽく見やすくなり、見落としも減ります。

この記事では、専用ソフトを一切使わず、Excelだけで本物そっくりな判子スタンプを作り、ワンクリックで「押す」方法を初心者にも分かるように解説します。

専用ソフト不要 ― Excelだけで「済」「確認」の朱色スタンプを作ってワンクリックで押す方法のサンプル ▲ Excel サンプル

まずは図形で判子の土台を作る

判子風スタンプの正体は、Excelの「図形」機能で作る丸い枠+文字です。

  1. リボンの「挿入」タブ →「図形」をクリック
  2. 楕円を選び、Shiftキーを押しながらドラッグして真円を描く
  3. 描いた円を右クリック →「図形の書式設定」を開く

ここで判子らしさを決めるポイントは次の3つです。

  • 塗りつぶし:「塗りつぶしなし」にする
  • 線の色: 朱色。「線の色」→「その他の色」→「ユーザー設定」を開き、RGBで「230, 0, 18」あたりに設定すると本物っぽくなります
  • 線の太さ: 2〜3pt程度に太くする

塗りをなしにしておくと、下のセルの文字や罫線が透けて見えるので、書類の上に重ねても邪魔になりません。

円の中に「済」「確認」の文字を入れる

土台ができたら文字を入れます。円を右クリック →「テキストの編集」を選ぶと、図形の中に文字を打てる状態になります。入力後、文字がうまく中央に来ないときは、「図形の書式設定」の「文字のオプション」で上下中央揃えを指定すると安定します。

  • フォントは「HGS創英角ゴシックUB」や「游ゴシック Bold」など、太めの書体が判子らしくなります
  • 文字色も枠と同じ朱色に統一する
  • 「確認」のように2文字以上のときは、フォントサイズを少し下げて円からはみ出さないよう調整

さらにリアルにしたいときは、文字を少しだけ傾けるのがコツです。回転ハンドルで5度ほど傾けると、手で押した判子のような自然な雰囲気が出ます。きっちり水平だと、かえって「画像っぽさ」が出てしまうのです。

作ったスタンプを画像として保存して使い回す

一度作ったスタンプを毎回作り直すのは面倒なので、画像として保存しておきましょう。

  1. 完成した図形を右クリック →「図として保存」
  2. PNG形式を選んで保存

ただし、図形の書式によっては保存時に背景が白くなることがあります。透明をしっかり担保したいときは、図形をコピー →「形式を選択して貼り付け」→ 図(PNG)でいったん貼り直してから保存すると確実です。「済」「確認」「承認」「要修正」などをまとめて作っておくと、用途に応じてすぐ押せます。

クイックアクセスツールバーで保存したPNGを最速で押す

保存したPNGを一番速く挿入する方法が、クイックアクセスツールバー(QAT)の活用です。前項で作ったスタンプ画像を、リボンを切り替えずに呼び出せるようになります。

画面左上のツールバーの「▼」→「その他のコマンド」から「画像の挿入」を追加しておけば、ワンクリックで挿入ダイアログが開きます。チェック作業が日常的にある方ほど、この一手間が効いてきます。

条件付き書式で「自動スタンプ」にする上級ワザ

手で押すのではなく、条件を満たしたら自動で「済」を表示させることもできます。

  1. マークを出したいセル範囲を選択
  2. 「ホーム」→「条件付き書式」→「新しいルール」
  3. 「数式を使用して書式設定」を選び、=$C2<>""のような条件を入力
  4. 書式で朱色・太字を設定

ここで注意したいのが数式の行番号です。$C2の「2」は、選択範囲の一番上(アクティブセル)の行に合わせます。選択を2行目から始めたなら$C2、3行目からなら$C3です。ここがずれると判定が1行分ずれてしまうので気をつけてください。図形ほど判子そっくりにはなりませんが、押し忘れがなくなるのが大きな利点です。

結局どれを使えばいい?

用途で使い分けるのがおすすめです。たまに押すだけなら図形、毎日使うならPNG+クイックアクセスツールバー、件数が多い管理表なら条件付き書式で自動化——この基準で選べば迷いません。

まとめ

Excelの判子風スタンプは、特別なソフトがなくても次の手順で作れます。

  • 図形の円+朱色の枠線で土台を作る
  • 太めのフォントで「済」「確認」を入れ、少し傾ける
  • PNGで保存して使い回す(透明背景は形式を選択して貼り付けで確実に)
  • クイックアクセスツールバーでワンクリック化
  • 件数が多いなら条件付き書式で自動化

紙の書類をPDF化して回覧する機会も増えた今、画面上で押せる判子は地味に重宝します。まずは「済」のスタンプを1つ作るところから、ぜひ試してみてください。


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